マイクロチップとは…

迷子、盗難、事故、災害…
住所も名前もいえないペットたち。そんなとき、調べられる手段としてペットの身元証明になってくれるマイクロチップ。

  • マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜のガラスのカプセルで包まれた円筒形の電子標識器具です。
  • それぞれのチップには、世界でただ一つの15桁の数字が記録されており、この番号を専用のリーダーで読み取ることができます。
  • 動物の安全と確実な個体識別である身元証明の方法として、世界中で広く使われています。
  • 通常の注射針より少し太い専用のインジェクターを使って体内に埋込みます。正常に埋め込まれていれば、体内で移動することはほとんどありません。
  • 痛みは普通の注射とおおよそ同じといわれています。通常は鎮静剤や麻酔薬などは必要ありません。
  • 埋め込む時期に関しては、犬は生後2週齢、猫は生後4週齢から埋め込みができると言われております。個体差がありますので獣医師にご相談ください。

マイクロチップによる個体識別

  • 動物愛護管理法では、犬や猫などの動物の所有者(飼い主)は、自分の所有であることを明らかにする方法として、マイクロチップの装着等を行うことが定められています。
  • 犬や猫を海外から日本に持ち込む場合には、マイクロチップなどで確実に個体識別をしておく必要があります。また、海外へ行くとき、特にマイクロチップが義務化されている国に、飼い主の方と一緒に犬や猫を連れて行くときには、マイクロチップの埋め込みが必要です。